? 人間の食事とドッグフード

人間の食事とドッグフード

私たち人間の味覚はとても発達しています。
美味しいという表現の中には、甘いもの、辛いものあるいはすっぱいものなど、複雑な味覚をしたが感知し、美味しいと判断しているのです。
主食は炭水化物ですし、この炭水化物に加えて、必要な栄養素を魚や肉、野菜や果物から摂取します。

多少の違いは世界の地理上や気候上の差でありますが、どのエリアでもヒトの食事の営みは本質は同じです。
では、犬の食事と比較してみるとどうでしょうか。
私たち人間と犬の食事は、大きく異なります

それは実際にドッグフードをかじってみるとわかります。
そうです、ドッグフードには味があまりないのです。
これはかじってみたことがある方は驚いたのではないでしょうか。

犬は人と比べて味覚は低く、代わりに嗅覚が発達しているのです。
そのためフードは匂いで判断して食べているので、味付けは薄い仕上がりになっています。
味覚が低い分、過剰に味が濃いものや、人間が美味しいと感じ味を与えると、わからないまま犬は食してしまうのです。

これでは塩分過多や脂肪過多を招いてしまいます
昔は人間の残した食事をあげる風潮がありましたが、愛犬の健康や寿命のために、ドッグフードの販売が急速に拡大したのです。